年間イベント
一年を通して、日本語をしっかりと学び、また楽しみながら学ぶ四季折々の行事を通して、日本社会への適応力、心身の健康、成長を促す取り組みを行っています。
日本文化体験
言語を学ぶことは「文化」を理解することなしに達成することはできません。
日本文化への理解を深め、彼らが学ぶ「日本語」の質を高めるため、四季折々の行事を「日本事情」として、授業に取り組んでいます。
実際に体験することで、楽しみながら学ぶことができ、最終的には日本社会への適応力を身に付けることを目標としています。
- 入学式
- フィールドワーク(1年次 防災センター)
- 七夕
- クリスマス
- 書初め
- 茶道
- 卒業式
入学式
新しく始まる留学生活への期待を胸に、将来への第一歩を踏み出す決意を表明します。
フィールドワーク(1年次 防災センター)
私たちは常に危機管理の意識を持っていなければなりません。特に地震の多いと言われる日本で学ぶ彼らには、災害に関する知識を学び起きた際の対処を身に付けさせる必要があります。
七夕
中国由来の七夕のストーリーを学び、願い事を短冊にしたためます。2年生ではさらに日本の浴衣の着付け体験を通して日本文化を体感します。
クリスマス
冬休み前の最後の授業。学生たちが主体となりパーティーを企画し、先生方を招待するところから始まります。各クラスユニークな出し物があり、思い出深いひとときとなります。
書初め
1年のスタートとなる1月は昔から伝わる「書初め」を体験します。慣れない筆に悪戦苦闘しながらも、新年の抱負を筆に載せ学んだ漢字を駆使して書き上げます。
茶道
日本の文化である“心を尽くして相手のためにお茶を点てる”茶道体験。お茶の点て方から、立ち振る舞い、礼儀作法まで学び、日本の「和敬静寂」を学びます。
卒業式
日本の厳かな式典を卒業生・在校生、全員で作り上げます。1年生は先輩の晴れの舞台を目に焼き付け、そして卒業生はこれからの新しいステージへ羽ばたきます。
日本語によるプレゼンテーション
留学生にとって日本語を学ぶことは、ツールを身に付けることです。
毎日の授業中で「わかる」から「使える」になることを目標に取り組んでいます。
身についた能力を披露する行事を設定し、学生が自身の成長を感じられる機会を与えています。
- スピーチコンテスト
- ディべート大会
- 演劇発表会
親睦・交流
異国で学ぶ学生たちにとって、ともに学ぶクラスメイトたちとの交流は、学習への意欲を継続するために必要なことだと考えます。
たわいもない日本語での会話、そしてクラスで力を合わせ共に汗を流す活動を通して、留学したからこそ得られる友情を育み、学習に耐えうる心身の健康維持が目的です。
- 久留米つつじマーチ
- スポーツ大会
- 水の祭典久留米まつり
- 遠足(登山/バスハイク)
- 卒業バスハイク
久留米つつじマーチ
久留米に来たばかりの新入生たちが久留米市のウォーキング大会に参加します。久留米の街の様子やきれいに咲いたつつじを見ながら自分の足で歩き、散策します。
スポーツ大会
クラス対抗で青空の下、思い切り汗を流します。なかでもクラス対抗リレーは一番盛り上がります。国籍を問わずクラスが一致団結し、競技に出る人も応援する人も力が入ります。
水の祭典久留米まつり
久留米市最大の夏のお祭り「水の祭典」に参加し、市民の皆さんと交流します。西日本最大級の花火大会もあり、日本の夏を楽しむことができます。
遠足(登山/バスハイク)
登山は近くにある高良山に登ります。登るのは大変ですが、山頂から久留米の景色を一望できます。バスハイクは久留米を離れて1年生も2年生も一緒に出かけます。
卒業バスハイク
卒業前に行く2年生のバスハイクです。クラスの友達、先生たちとの思い出作りの旅です。九州を離れる学生にとっては九州をよく知るいいチャンスになると思います。
進学月間
彼らのゴールである日本、もしくは母国での「就職」をかなえるためには、日本での「進学」が鍵となります。就職につながる進学先を目指さなければ、ゴールには到着できません。久留米ゼミナールではその「進学」について集中して考える期間を設けております。学生たちは学内説明会、オープンキャンパス、体験授業を通して、多くの情報を得、将来・進学についてじっくりと向き合うことができ、進路決定の確かな助けとなっております。